3月決算の申告が迫ってきましたね。
国税(法人税や消費税)をクレジットカードで納付できることをご存じですか?
クレジットカード納付とは、
インターネット上でのクレジットカード支払の機能を利用して、国税庁長官が指定した納付受託者(トヨタファイナンス株式会社)へ、国税の納付の立替払いを委託することにより国税を納付する手続です。
「国税クレジットカードお支払サイト 」は国税庁長官が指定した納付受託者が運営する国税のクレジットカード納付専用の外部サイトです。
ご利用が可能な税金の種類等
- 利用可能税目(税金の種類)
全ての税目
ただし、印紙を貼り付けて納付する場合等、ご利用できない税目があります。詳しくは、クレジットカード納付のQ&Aをご確認ください。
出典:国税庁クレジットカード納付のQ&A
- 利用可能額
1度の手続につき、1,000万円未満、かつ、ご利用になるクレジットカードの決済可能額以下の金額(決済手数料含む)
- 利用可能なクレジットカード
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARD
- 利用可能時間
24時間(メンテナンス作業等でご利用できない時間が生じる場合があります。)
なお、e-Taxからアクセスする場合は、e-Taxの利用可能時間に限ります。
参考サイト: 国税電子申告・納税システム e-Taxの利用可能時間
ご利用に当たっての注意事項等
- 手数料
納付税額に応じた決済手数料がかかります。
※ 決済手数料は、国の収入になるものではありません。
- 領収証書
発行されません。
領収証書が必要な方は、最寄りの金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付してください。
- その他
- 「国税クレジットカードお支払サイト」での納付手続が完了すると、その納付手続の取消しはできません。
- 納付手続の完了後、その納付手続により納付済となった国税については、納税の猶予等を受けることはできません。
- 国税のクレジットカード納付はインターネット上のみの手続であり、金融機関やコンビニエンスストア、税務署の窓口では、クレジットカードによる納付はできません。
- クレジットカード納付をした後に納税証明書を請求した場合、納付受託者が国税の納付の立替払いを行うまでの間(最大3週間程度)は、納税証明書にクレジットカード納付が行われている旨が記載されます。
納付手続(事前準備)
○ 専用サイトへの入力情報の準備
納付する税目や金額の分かるもの(確定申告書等)と、利用するクレジットカードをご用意してください。
納付手続
1.専用サイトへのアクセス
インターネットの利用が可能なパソコン、スマートフォン及びタブレット端末から、納付受託者が運営する「国税クレジットカードお支払サイト」へアクセスします。
※ アクセス方法
国税庁ホームページから
国税庁ホームページで「国税クレジットカードお支払サイト」をクリックしてアクセス
確定申告書等作成コーナーから
確定申告書等作成コーナーで、納税額のある申告書を作成した場合等に表示される納付方法の案内画面からアクセス
e-Tax(国税電子申告・納税システム)から
e-Taxを利用して電子申告・徴収高計算書データの送信又は納付情報登録依頼をした後に、メッセージボックスに格納される受信通知からアクセス
2.専用サイトでの納付(委託)手続
「国税クレジットカードお支払サイト」での手続はクレジットカード納付手続の流れをご確認ください。
決済手数料とは何ですか。
(答)
決済手数料とは、クレジットカード納付をご利用になる場合、納付される税額に応じて、国税庁長官が指定した民間の納付受託者が決定するものであり、納付税額とともにお支払いいただく必要があります。
なお、決済手数料は、国の収入になるものではありません。
※ 次のとおり決済手数料が加算されます。
納付税額 | 決済手数料(税込) |
1円~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,001円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
以降も同様に10,000円を超えるごとに決済手数料が加算されます。
お支払いいただく決済手数料については、「国税クレジットカードお支払サイト」において、シミュレーション計算が可能ですので、ご活用ください。
納付の手数料は0.83%ですので、
クレジットカードのポイント還元率によっては、クレジットカードで納付したほうが、ポイント還元が有利になります。
これを機に皆さんもクレジットカードで国税を納付してみてはいかがでしょうか?