今回は、売上をUPする方法について見ていきます。特にB to C 業態についてお話しします。
一言に売上と言っても、売上は分解して考える事が重要です。
部門が分かれている場合は、部門ごと。
店舗が複数ある場合は店舗ごと。
商品分類があるなら、商品群ごとなど。
これらの中で自社で管理しやすい指標に分解することが第一歩です。
そのうえで、売上とは次の算式で表されます。
客数 × 単価 × 回転率(購買頻度)
それぞれについて、打つべき施策を見ていきましょう!
◎客数アップについて
客数は、新規客と既存客に分解して考えます。
●既存客へのフォロー
・名簿獲得で顧客台帳を整備する
・季節・祭事などのDMを実施する
・継続購入商品を取り扱う
・特別感のある接客をする
・アフターフォローを充実する
●新規客の獲得
・店舗誘導サインを改善・新設する
・店舗演出を改善する
・広告効果を改善
・顧客紹介を促進する
・新たに欲しい顧客層向けの品揃えをする
◎単価アップについて
・接客・商品マニュアルなど接客改善を実施する
・レジ廻り商品を強化する
・セット販売や接客品質を向上させる
◎購買頻度アップ
・売れ筋商品の在庫管理を徹底する
・売れない商品の見直しをする
・レイアウト・コーナーPOPで客同線を改善
・商品のカテゴリ分けを見直す
・陳列方法を改善する
・商品POPを改善する
・レジ廻り商品を強化する
・マニュアル・ロープレ等で接客改善を実施する
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なんとなく、「こうすれば売上は上がりそう。」という感覚よりも、
しっかりと「どういった要素で売上が上がるのか」ということを意識して、要素を細分化し、それに応じて自社の課題を見つけて取り組んでいく方が効率的に成果が伸びます。
トライアンドエラーを繰り返して、会社を効率よく成長させていきましょう!