国税のPay払いスタート!! | かなえ経営株式会社(税理士法人トレイス)

デジタル化

国税のPay払いスタート!!

国税のPay払いスタート!!

筆者:税理士 佐野 元洋
"中小企業の経営参謀"

国税のPay払いが可能になることをご存じでしょうか?

国税をスマートフォン決済専用のWebサイトから「Pay払い(〇〇ペイ)」で納付できるサービスが始まります。対象となる決済サービスは、PayPay、d払い、au PAY、LINE Pay、メルペイ、Amazon Pay。

スマートフォン決済専用のWebサイト「国税スマートフォン決済専用サイト」を立ち上げ、納税者はPay払いを選択して納付できます。

一度の納付での利用上限金額は30万円で、決済手数料は発生しません。アカウント残高を利用した支払方法のみ利用可能なため、事前に残高チャージが必要となります。

どのよなものなのか、詳しくご説明したいと思います。

⑴利用可能なPay払い

  • PayPay
  • d払い
  • au PAY
  • LINE Pay
  • メルペイ
  • Amazon Pay

 

(画像引用元:2019/6/25日経Bizgate記事)

⑵納付手続き(事前準備)

⚪︎専用サイトへの入力情報の準備

納付する税目や金額の分かるもの(確定申告書等)と、利用するスマートフォンをご準備ください。

⑶納付手続き

1.1 専用サイトへのアクセス

インターネットの利用が可能なスマートフォンから、納付受託者が運営する「国税スマートフォン決済専用サイト」へアクセスします。

アクセス方法については、

      1.  e-Taxから

e-Taxを利用して申告書・源泉所得税徴収高計算書データの送信又は納付情報登録依頼をした後に、メッセージボックスに格納される受信通知からアクセス

      1.  国税庁ホームページから

国税庁ホームページに表示されている「国税スマートフォン決済専用サイト」からアクセスする方法があります。

⑷利用にあたっての注意点

        • アカウント残高を利用した支払方法のみ利用可能なため、事前に利用するPay払い(○○ペイ)へのアカウント登録及び残高へのチャージが必要です。
      • 全ての税目が納付可能です。ただし、印紙を貼り付けて納付する場合等、ご利用ができない税目があります。
      • 一度の納付での利用上限金額は30万円です。

※ 利用するPay払い(〇〇ペイ)で設定された上限金額により、利用可能な金額が制限される場合があります。

      • 領収書は発行されません。

 領収書が必要な方は、最寄りの金融機関又は所轄の税務署窓口で納付してください。

決済手数料は発生しません

国税庁にも詳しい情報が掲載されています。

国税庁はこちら

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