新型コロナウイルス感染症の影響で、実際に来店するお客様が減っている中、テイクアウトやデリバリーに乗り出す飲食店が多くなっています。
加えて、飲食店などでの売り上げの減少を受けて、生産者側も打撃を受けています。
そこで!
現在農林水産省が「国産農林水産物等販売促進緊急対策」という取り組みを行っています!
この取り組みは、食べ物に関する事業者なら、ぜひとも押さえておきたいものですので、今回はそれについて解説していきます!
- 国産農林水産物等販売促進緊急対策とは?
- 具体的にどんな取り組み?
- 今、テイクアウトやデリバリーなどを見直そう!
1. 国産農林水産物等販売促進緊急対策とは?
ザックリ説明すると、
「新型コロナウイルス感染症の影響で、売上の減少や、在庫の停留が顕著な飲食関連産業を支援する取り組み」です!
まだちょっとわかりづらいですよね…。
具体的に説明していきます!
2.具体的にどんな取り組み?
基本的に、送料や費用の負担を軽減してくれる取り組みです。
- インターネット販売促進事業
- 食育推進事業
- 農林水産物の販路の多角化推進事業
- 地域の相違による販売促進事業
の4つが主な取り組みとなっています。
このなかでも今回は、「農林水産物の販路の多角化推進事業」について詳しくお話していきたいと思います。
3.今、テイクアウトやデリバリーを見直そう!
「農林水産物の販路の多角化推進事業」では、
「和牛、水産物、野菜、果実(メロン、マンゴー、いちご、さくらんぼ)、茶、そば、イノシシ肉、鹿肉、わさび、大葉、たけのこを対象品目とし、費用を補助しています。
対象品目を購入する場合や、デリバリー、テイクアウトに必要な包装容器を購入する飲食店に対し、食材費や容器包装費を支援しています。
加えて対象品目の生産者に対して、飲食店向けの販売サイトに無料掲載、さらに送料を無料にするという取り組みを行っています!
そのほかにも様々な補助金をもらえる事業がありますので、農林水産省HPをご覧ください。
「テイクアウトやデリバリーをやった方が売り上げは上がるんだろうけど、さらに費用がかかるからなぁ…」
と悩んでいた飲食店の方はぜひチェックしておきましょう!