今週は、労務費と一般管理費のの削減についてお話しします。
リストラは、だめですが無駄な人件費の見直しは必要です。
⑴人数の最適化
●適正人員の見直しについて
・工程別人数の把握・見直し
・時間帯別人数の把握・見直し
・月別・季節別人数の把握・見直し
・月別・季節別人数の把握・見直し
●作業改善による最適化
・作業の標準化による削減
・標準時間の設定・管理による削減
・治工具活用による削減
・機械と人のバランスの見直し
・手直し削減による削減
・副作業時間(歩行・運搬・段取り等)の削減
・設備停止の防止
●機械化による最適化
・設備導入による人数削減
⑵一人当たり人件費の最適化
●残業・休日時間の削減
・残業の現状と要因の把握・対策
・休日出勤の現状と要因の把握・対策
●基本給の最適化
・”賃金センサス”による妥当性確認
・成果に応じた賞与支給額による調整
⑶事務人件費の最適化
●人数の最適化
・業務ボリュームによる人数の見直し
・個人別業務・工数の見える化
・業務マニュアルの策定
・業務標準工数の設定
・ツール・フォーム類の統一
・役割分担の見直し・平準化
・繁忙期のパート・派遣対応
⑷事務人件費の支給額の最適化
・残業の現状と要因の把握・対策
・休日出勤の現状と要因の把握・対策
・残業許可制とその徹底
・”賃金センサス”による妥当性確認
・成果に応じた賞与支給額による調整
⑸まとめ
いかがでしたでしょうか?
人件費と一口に言っても、単価と労働時間についていかに無駄を省くか、余剰な人員配置をしないかという視点で考えることが必要です。
人をコストとして考えるのではなく、今いる人材をどう生かすかを考えることも経営者の仕事だと思います。