何かを始める時に、具体的な計画を立てて遂行するという方は多いのではないでしょうか?
みなさんは具体的な計画を立てていますか?
まだ立ててないと言う方はもちろん、もう立てたと言う方もマンダラチャートを使った計画を立ててみませんか?
今日はそのマンダラチャートを使った計画の立て方のお話しをさせて頂きます。
目次
(1)マンダラチャートとは⁉︎
メジャーリーガー大谷翔平選手が活用して、夢を実現させたことで注目を集めているあのマンダラチャートです。(流行りに乗っているわけではなく、私はマンダラチャート開発元のクローバー経営研究所から認定講師として認定されています)
マンダラチャートとは1979年 松村寧雄氏によって“人生とビジネスを豊かにする”ために開発された手法です。
具体的には
①ブッダの知恵を元に開発された思考法「マンダラ思考」
②曼荼羅図を元に開発された“中心核を持つ3×3のフレーム”「マンダラチャート」です。
一般的にはフレームとしての「マンダラチャート」として知られています。
(2)マンダラチャートの使い方
中心にテーマ(解決したい問題・目標・プロジェクトなど)を入れます。
回りの8マスにテーマに対する解決策、行動計画・要因・要点などを書き込んでいきます。
(3)マンダラチャート8つの特性
マンダラチャートには8つの特性があります。
①:バランスが取れる
②:全体と部分と関係性が一目で同時に把握できる
③:全ての問題を解決できる
④:無限の発想が湧きながら集約できる
⑤:階層化した情報を把握できる
⑥:本質を把握できる
⑦:情報を共有できる
⑧:ビジュアル化できる
(4)大枠の方針を立てる
まずは、3×3の9マス(これをA型チャートと言います)を使って方針を立ててみましょう!
①真ん中に今年の達成したい目標を書きます。
例 経常利益1,000万円
②周りの8マスに図の順番に、①を達成するための項目を書いていきます。
例 1.のマス 売上20%アップ
2.のマス 原価率2%低減
3.のマス 交際費30%削減
4. のマス 交通費20%削減
5.のマス 消耗品20%削減
6.のマス 残業代20%削減
7.のマス 雑 費20%削減
という感じです。8個全部埋まらなくても大丈夫です。
(5)さらに細分化した計画を立てよう!
次に、9×9の81マス(これをB型チャートと言います)を使って細分化した計画を立ててみましょう。
①真ん中の9マスに先ほどの9マスの項目を転記します。
②周りの9マスが8個ありますので、それぞれの9マスの中心に真ん中の9マスのうち周りに書いた8項目を転記します。
③周りの9マスの中心の項目を達成するための具体的な施策を書いていきます。
例 1.のマス 売上20%アップ
・紹介キャンペーンを行う
・DM送付
・折込チラシを入れる
・SNS広告を打つ
・セット販売
・委託販売など提携先を増やす
(6)月別のアクションプランを作ろう
(5)で、具体的な方針が決まったら、それを月別のアクションプランに落とし込んでいきましょう。
あとは、それを毎月月初に前月分の進捗管理をしていきます。
進捗が思わしくなければ、四半期ごとをめどに、方針の見直しを行いましょう。
(7)まとめ
いかがでしたか?
下記にシートをダウンロードできるようにしておきますので、ぜひ一度マンダラチャートを使って計画を立ててみてください。
ご不明な点があれば、お問い合わせください。
オンラインでも対応可能です。