こんにちは!
以前お話した「事業再構築補助金」というものを覚えていますか?
既存事業の再編や、新規事業立ち上げなど、社内の事業を再構築した際に給付される補助金です!
今回はその一つである「事業再構築補助金」の第2回公募に関しての記事です!
事業再構築補助金とは?
ポストコロナ・ウィズコロナの時代へ向けて、新たな事業の展開や、事業再編、業態転換を行う企業や団体へ向けて補助金を支給するというものです!
詳しい内容は以前の記事をご覧ください!
第2回公募の採択結果!
9月2日に事業再構築補助金の第2回公募に対する採択結果が発表されました。
第2回公募の応募件数は、20,800件。このうち申請要件を満たしたものが、18,333件でした。そしてそのうち9,336件が採択されました。採択率は、44.9%と前回の採択率より上昇する結果となりました。
通常枠 | 緊急事態宣言特別枠 | 卒業枠 | |
応募件数 | 14,859 | 5,893 | 48 |
採択件数 | 5,388 | 3,924 | 24 |
採択率 | 36.3% | 66.6% | 50.0% |
今回までの公募となる緊急事態宣言特別枠の採択率が高く、全体の引き上げをしています。特別枠は、応募に対しては、2/3にあたる3,924件の採択で、不備なく要件を満たした申請件数に対しては、実に77.3%の高採択率となりました。
業種別の応募と採択割合について
応募割合、採択割合を分析すると、製造業、宿泊業・飲食サービス業、卸・小売業が多い。
その他の業種についても幅広い業種で応募・採択されている。
都道府県別の応募件数
都道府県別の応募件数を見ると、単純な件数ベースでは、東京、大阪、愛知、兵庫の順に多い。
応募に対する採択比率でみると、山梨県、富山県、高知県で採択率が高い。
応募金額の分布
100万円から1,500万円の採択金額が、最も多く、全体の半分を占めている。
一方6,000万円の採択金額も3,254件あり、1,000万円以下と6,000万円に二極化している。
認定支援機関別
認定支援機関別に応募状況を分析すると、金融機関が約7,600社で最も多く、次いで税理士関係が約5,000社、商工会・商工会議所が約3,100社となっている。
まとめ
事業再構築補助金は、第3回公募が開始されています。
今回残念ながら不採択となり、再度チャレンジを試みる方は、今回の不採択理由の確認を必ずしましょう。
事務局に問い合わせると不採択理由を電話で教えてもらえます。
必ずメモをして、それらをクリアすることを心がけましょう。