KPIの活用 | かなえ経営株式会社(税理士法人トレイス)

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KPIの活用

KPIの活用

筆者:税理士 佐野 元洋
"中小企業の経営参謀"

◎KPIとは!?


KPIとは、Key Performance Indicatorの略で、重要業績評価指標と訳されます。
企業の業績を評価するうえで、重要な指標として捉えられています。
組織の目標を達成するうえで、正しいKPIを設定することは、必要不可欠です。
経営上の財務数値などを達成するために、各プロセスが適正に実施されているかなどその達成度合いを定量的に評価するものです。

◎どう活用するのか!?


例えば、経営上の財務数値の目標を 売上〇〇万円とした場合、売上は、分解すると客単価×客数となります。
この客単価や客数もKPIとなりますが、さらにこの客単価や客数を上げるためのプロセスを考えることが必要です。
客単価アップのために、飲食店や小売店ならもう1品を頼んでもらう、購入してもらうことを考えますが、
その時の一人当たりの品数や購入アイテム数になるでしょう。美容室・エステや整体院ならオプション項目のおすすめし、そのオプションの数になるでしょう。
営業活動においては、自社から顧客への販売点数を把握し、販売点数を増やせないかの販売点数を管理することが考えられます。あるいは、力を入れて販売したいおすすめ商品の販売数などを管理することも有効です。
客数を増やすために、来店型の場合はチラシの配布枚数やSNSのフォロワー数やいいねの数を管理することになります。来店された際に、チラシを見たのかどのSNSを見たのかを確認し、管理するとよいでしょう。
営業活動においては、商談した客数、アポイントを取った数、電話を掛けた数、DMを送った数などを管理することになります。

◎活用事例~美容室の場合~


客数(新規)、客数(既存)、客単価、カラー数、ヘッドスパ数
さらに担当者別売上、担当人数、担当者別単価、担当者別カラー数、担当者別ヘッドスパ数などです。

bixidを使うと、こんな感じでKPIの管理も簡単にできます!
https://kanae-keiei.co.jp/business/bixid/

これを見える化すると、こんな感じです。

出典元:かなえ経営株式会社経営支援ソフト「bixid 」

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